今回は高品質、高級感もありながら、ギャッベ特有の素朴さを併せ持つ「アマレ」についてご紹介いたしますね。
アマレはゾランヴァリ社のなかで標準ランクとされているランクです。
”標準”といっても、いわゆる目の粗い「ギャッベ」よりも糸の細いものを使っているため高密度・高品質です。
ちなみに、ギャッベのトップブランド「ゾランヴァリ社」のギャッベは糸の細さでランクが3つに分かれています。
アマレ・シャクルー<カシュクリ<ルリバフの順番に糸が細くなりランク(価格・値段)も上がっていきます。同じ面積単位でも糸が細いほど結び付ける回数が多く(織り目の数が多い)なるため、それだけ手間がかかり制作に時間も要します。
アマレランクは1㎝に約3つの結び目があり、リビングサイズ(約240㎝x170㎝)になるとこの結び目がなんと約80万個あると言われています。絨毯に対する熱意と忍耐がないとなかなかできる仕事ではありませんね。
ちなみにひとランク上の「カシュクリ」は、より目が細かくなるため くっきりした線で複雑な模様が描けます。
「じゃあやっぱりカシュクリの方がいいのかな…?」と思われた方、そんなことはありません!
アマレの良さはなんといっても、足が幸せになる厚みと素朴であたたかなデザインにあります♪
アマレランクのギャッベは約1.5㎝程度の厚みがあり、踏んだ瞬間、ふわっととても気持ちが良いのです。どれだけ良いフローリングを張っても、床暖房で暖かくても、床の上で長時間ゴロゴロはできませんが、アマレの厚みがあれば敷布団のような心地よさでフロアライフをお楽しみいただけます。
「ソファで寝るより気持ちが良いのよね~」とよくお客様におっしゃっていただくほどですよ♪
イランの遊牧民さんが砂利の上に直にギャッベを敷いて使うので、この厚みはとっても重要な役割を担っているかつ、わたしたちの心とからだを癒してくれるんです。
そして、私も大好きなアマレランクのデザインです。まるでこどもがクレヨンでお絵描きしたかのような素朴なタッチで、心がほっと温まるものばかり。
ギャッベの代名詞である、”羊・ラクダ”などの動物がよく登場するのでお子さまにも大人気です♪
最近は、グラデーションだけのものなどすっきりしたデザインもあるので、お部屋の雰囲気に合わせやすいというのもアマレランクの良いところかもしれませんね。
ペルシャ絨毯のような複雑で豪華なデザインよりも、遊び心があって楽しい雰囲気が好きという方はアマレランクから探してみるのがオススメです。
亀川でこれまで取り扱いしてきたアマレ作品の一部をギャラリーにまとめてみました!
そして現在、当店で所有しているアマレランクのギャッベはオンラインギャラリーの「ランクから選ぶ」で「アマレ(通常の糸)」を選択すると一覧でご確認いただけます。
ギャッベはすべて手作りの一点もの。
「素敵」と感じた感情をどうか大切に、お気軽にお問い合わせください。
ご不明点などあればいつでもご連絡くださいませ。
調度品の亀川/亀川雅史(090-6116-6725)
お気に入りの1枚を見つけるのは大変ですよね。
亀川レター(メールマガジン)に登録すると
最新のギャッベ情報を定期的にお届けします。
あなたの運命の一枚に出会うお手伝いをさせてください。