『皆様に本当に納得して選んでいただきたい』との想いから、これまでにお客様と会話させていただいた中で、特にお聞きすることの多いギャッベ選びのポイントをまとめましたので参考にしてくださいね。
羊の脂分(ラノリン)をたっぷり含んだ毛質の良いもの程、触った時にしっとりとした感触がします。逆に粗悪なものは、羊の脂分が少ない毛が使ってあるため、ボソボソとして肌触りが良くありません。
羊は夏と冬、年に2回毛を狩ります。夏の毛は油分が少ないので絨毯にするのに適していません。
ゾランヴァリギャッベで使われる羊の毛は冬摘みの毛のみを使っているので、しっとりして気持ちの良い肌触りをしています。
ギャッベを含めた手織り絨毯は織る糸の細さ(太さ)で価格が決まります。(柄が複雑か色が多いから高いという訳ではありません)細い糸を使う方が結びつける回数が多くなり時間(手間)が掛かるからです。
ゾランヴァリギャッベのランクも糸が細くなる程に高価になります。細い糸を使うことでより細かい柄が描けますし、密度が高くなるため肌触りも良くなっていきます。織り密度は絨毯の裏で見分けることができます。
ギャッベに使われる色糸の染色には天然の草木を使用したもの、化学染料を使用したものとに分かれます。草木染めは空気に触れて酸化現象で深い色に変化し、アンティーク色に成長していきます。
ゾランヴァリギャッベは全て天然の草木で染めてあり、ギャッベの中で唯一エコテックス企画を取得している、人と地球に優しい絨毯です。
化学染料は石油からできていますので、直接素肌に触れる絨毯にはできる限り避けたいですよね。また化学染料は日光に弱いため日焼けにより退色しやすい特徴があります。
ギャッベは、イラン(ペルシャ地方)のカシュガイ族の女性の織り子さんが、一枚一枚手織りしています。織り方が数千年前から変わらない技法として残っており、その文化価値が認められ2012年ユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
しかしギャッベに人気が出た昨今は、イランではなくインドや中国で作られたギャッベも多く、また中には機械織りのものも多く流通していますので注意が必要です。
ギャッベも含めたペルシャ絨毯は基本的なサイズが決まっていますので事前に敷きたいスペースの大凡のサイズを図っておくと選び易くなります。
一般的なリビングには150×200サイズまたは170×240サイズが適しています。
一戸建ての玄関には80×120サイズ、マンションには60×90サイズが一般的です。
草木染めのギャッベは和洋問わず驚くほど日本の住宅にマッチします。なので事前にあまり色や柄をイメージしすぎず沢山のギャッベの中から直感的に自分がピンときたもの、感性に合うものをお探しください。自分が気に入ったものの中から最終的に家具・カーテン・フローリングとのバランスを考えてシミュレーションすることをお勧めしています。
また頭でイメージするより実際に敷きたい場所に試しに何枚か敷いてみるとはっきりと違いが分かります。迷った末にエイヤと決める前にまずはお店の方に相談してみるのが良いでしょう。
安価なものではないので焦って決めてしまうのは絶対に辞めましょう。
ただ自分が本当に気に入ったものが見つかり、上述のポイントも納得できたなら、そのタイミングは逃さないでください。
過去に出会った1枚を忘れることができなく、それを超えるものがなかなか見つからず何年も探し続けている方をよくお見かけするからです。
「好きなギャッベに出会った時が買い時」というお客様もいらっしゃいますが、その通りかも知れません。
お店の人や家族・友達からもアドバイスをもらいながら、ご自身で決定された1枚は愛着も湧き「我が家のギャッベが一番じゃ~」と思えるはずです。
ぜひ良いギャッベライフを!
▼10枚以上つかっていただいているお客様のお宅訪問!
お気に入りの1枚を見つけるのは大変ですよね。
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