元旦に襲った能登半島地震。
その被害を大きく受けた漆作家の箱瀬淳一先生は、
40年近く毎年亀川で個展を開催していてくださっていました。
「亀川さんで個展をするのは大変なんですよ~」なんて言われながらも
(なんせ作品数が多いので・・)
箱瀬工房のみなさまのおかげもあって開催してこれました。
しかし、今回は被害の大きさもあり個展開催は難しいのではないかと思っておりましたから、
「今年もやりますよ!」のお言葉に
こちらがパワーをもらってしまうほど嬉しかったのです。
倒壊した工房から取り出せなかった作品も多く、
例年よりも数は少ないなかでの開催でしたが、
開店と同時に従来のお客様が大勢ご来店くださり、
箱瀬先生との再会を喜ばれていた姿が印象的でした。
倒壊された工房から奇跡的に無事に取り出された龍の面取長方ばこ。
お客様の購入品だったのですがあまりにも縁起が良く
生命力にあふれておりましたので特別に今回の個展で飾らせてもらっています。
今年の干支でもありますし、ね。
今にも動き出しそうな龍。
ご来店の際はぜひ、じっくりとご覧になってください。
鬱々とした気持ちが晴れ、元気がもらえると思います。
今年のDMにもなった向日葵の飾り皿。
3枚あったのですが、初日の数時間であっと言う間にお嫁にいってしまいました。
もちろん、それぞれ色使いも構図も違いますからみなさま楽しそうに選ばれていました^^
「えらぶ」というのは、とても豊かで贅沢な時間だと思います。
日々の疲れを癒し、そんな時間もゆっくりと楽しんでもらえたらな、と思います。
「懐かしい~」と先生を驚かせてしまった昔の先生の茶托を、小皿としてお客様にお出ししています。
昔から先生の作品は素敵だわ~ととっても好評なんですよ♪
お盆も、もちろん箱瀬先生のものです。
そして、今年の新作は、身につけられる大きなブローチもございます。
色鮮やかな花模様のものと、濃淡を銀でつけたシンプルながらに力強いものもあって、
それぞれ真逆の良さがあり、揃えたくなる美しさです。
(銀のブローチはぜひ亀川のインスタグラムで見てみてくださいね^^)
楕円のブローチも、遊び心があって可愛らしいのですよ~!
ころん♪
そしてそして普段の食卓で使いやすい無地の漆器も並んでおりますよ!
使い続けていくと、ツヤが出てより美しくなる「育てる器」。
「使うのがもったいない~」なんて仰らず、毎日使って欲しい器なんです^^
一輪挿しのフォルムも、柔らかな丸みで、肌当たりも赤ちゃんの肌のようになめらか。
他に雑貨はいりません。こちらと少しのお花だけで、シンプルな空間を楽しんでくださいませ。
箱瀬先生の在廊は、明日9月15日(日)までです。
変わらずお元気な先生に会いに来てくださいね。
________________
「箱瀬淳一の漆展」
会期●9/13(金)~9/17(火)
場所●調度品の亀川 城見店
広島県福山市城見町1-4-21
お気に入りの1枚を見つけるのは大変ですよね。
亀川レター(メールマガジン)に登録すると
最新のギャッベ情報を定期的にお届けします。
あなたの運命の一枚に出会うお手伝いをさせてください。