イラン北東部の乾いた大地で織られたトルクメン絨毯。その多くが深紅を基調とする中で、この一枚はグリーンをメインカラーとした非常に珍しい作品です。
深い草緑のフィールドに、赤・黄土色・ターコイズブルーがアクセントとして散りばめられ、まるで自然の中の“火・大地・空”を象徴するような色構成。幾何学的なギュル紋様がリズムよく並び、力強さの中に柔らかな詩情を感じさせます。
赤は生命と情熱を、黄土色は大地の安定を、ターコイズは空と祈りを象徴。伝統の構図に新しい息吹を吹き込んだ、芸術性と精神性が融合した一枚です。

















