イラン南部・アバデ地方の遊牧民カシュガイ族の伝統に基づいた一枚で、生成りのフィールドに赤の縁取り、中心にヘキサゴン(六角)メダリオンという、アバデらしい構成が特徴です。
フィールドを囲むように並んだ幾何学的な木のようなモチーフ(生命の樹)は、自然との共生と永遠性を象徴し、素朴でありながら深い意味を宿しています。角に配された花十字のようなモチーフやボーダーの三角形文様も、遊牧的な文様の典型で、全体として調和とリズムのある構成が際立ちます。
織りはしっかりと密に詰まっており、使い込むほどに味わいが増す耐久性の高い仕上がり。明るめの生成りをベースにした色使いは、現代のナチュラルな空間にもよく馴染みます。

















