イラン東部〜アフガニスタン国境地帯を遊牧するバルーチ族によって織られた、伝統的な部族絨毯。
バルーチ絨毯の特徴である深紅・黒・インディゴの配色をベースに、中央ギュル紋様で“秩序と力”を表現し、周囲に“護り”や“繁栄”を祈願するシンボルを配した構成となっており、部族的な物語性が詰まっています。縁を囲むジグザグ模様には、古くから魔除けとされる意味が込められ、部族の祈りと美意識が一体となった意匠構成です。そのため、この一枚は単なる装飾品ではなく、バルーチ族の文化・信仰・世界観を反映した“祈りの織物”とも言えます。
しっかりと詰まった織りは、使い込むほどにしなやかさと艶が増し、年月とともに表情を深めていきます。ソファ前・ベンチ下・家具横・玄関先など、限られたスペースでもアートのような存在感を放つ一枚です。

















