• 太陽は女性(女神様)を表し、後ろからライオン(男性)を見守ってくれているとも解釈されます。
• 織り手が最も着目するのが、ライオンの表情(目つき)です。まつ毛や太陽の眉毛など、細かい部分に個性が現れ、「一番いい顔のライオン」を見つけるのが楽しみの一つです。
↓(ちなみに下記のギャッベは、綿(たて糸)×ウール(パイル)のカシュクリランクです。)
通常、ギャッベの縦糸(フリンジ部分)はウールですが、一部のライオンギャッベではコットン(綿)を用いる事で、くっきりと紋様が表現されています。
2. ユニークな仲間たち
他にも、こんなユニークなデザインがあります!
• ニラメッコライオン(左): 向かい合って描かれたライオン。双子のように仲良しに見えるものもあります。
• 遠くを見つめる縦長デザイン(中央): 珍しい縦長の寸法(横長のデザインもあります)で、遠くを見つめるユニークな表情が特徴です。
• 胴体に紋様(右): 胴体に様々な模様を持つライオン。比較的新しいギャッベに用いられたデザインです。
その他、ボディに斑点があるヒョウもライオンギャッベのカテゴリーとして扱われます。バリエーションが豊富なのもライオンギャッベの魅力です♪
✨見極めたい!高品質ギャッベの秘密
ライオンギャッベ、特に高密度で高品質なものは、その織りの細かさが際立っています。
下記、燃えるようは茜色に二匹のライオンギャッベは、最高峰の緻密さを誇る「ルリバフ」。ペルシャ絨毯並みの織り密度を誇り、芸術性の高さで世界的に評価されています。細い糸で丁寧に織り上げられ、模様の表現はまさに絵画のよう。時間をかけて織られるため生産数が少なく、「ルリバフ ギャッベ」は希少価値の高いランクです。
• 驚くべき目の細かさ: 裏面を見てみると、細かさがよくわかります。目があまりに細かいと、一見して表か裏か判別できないほどです。
• 厚みと艶: ギャッベは厚みも大きな特徴で、踏んでも非常に気持ちの良い感触です。また、品質の良いギャッベは、傾けると毛足に艶(つや)が残り、光沢を感じます。
また、シャーネという櫛道具ででしっかり叩かれて織られた絨毯を見極めるのもポイント。
よく叩かれたものは目が詰まっており、絨毯としての機能性が高く、触り心地も弾力があり、しっかりしています。
🛡️ 絨毯に込められた伝統的な紋様と魔除け
ギャッベには、悪いものが入ってこないようにという魔除けの伝統的な紋様が多く描かれています。
• ペイカン(狼の牙): ギザギザとした模様で、狼の牙をモチーフにした魔除けのデザインです。
• ケルマック: 虫の形(S字)をかたどった魔除けの模様。
• 生命の樹: 健康長寿を願う縁起の良いデザインです。
これらのデザインは、絨毯の端の方(額縁部分)に描かれることが多く、その部分にも織り手の個性が現れます。
亀川セレクトの様々な表情をした数々のライオンギャッベ達。世界に一枚だけのユニークなデザインが目白押しです!!
✨ギャッベの魅力:時を超えて熟成する色
ギャッベは、時間の経過とともに深い色合いに成長(熟成)していくという良さがあります。
• ヴィンテージ: 約20〜30年経過したもの。
• オールド(オールドギャッベ): 約40〜50年経過したもの。渋い色合いに熟成されているのが特徴です。
• アンティーク: 約100年経過したもの。
実際に数十年経過したものや、ヴィンテージやオールド調のデザインとして織られたものなど、一枚一枚にストーリーがあります。