これがなくてはギャッベは語れないというほど、なじみ深い『生命の樹』のモチーフ。
ときには主役に、ときには飾りとしてさりげなく織りこまれる、ギャッベに最も多く登場するモチーフではないでしょうか。
遊牧民が暮らすイランの砂漠地帯は、雨が少なく、背の高い木は育ちにくいそうです。
そのため、天高く伸びる樹は生命力の象徴として、【健康・長寿】の願いを込めて織られる文様なのだそう。
『天国へ登る階段』とも呼ばれているんですよ。
↑何メートル?天高く伸びた現地イランの糸杉の木!
糸杉の木には、上に伸びた分だけ下にも根を張ることから、【倒れない】=「家内安全」の意味もあるんですよ。
糸杉やザクロ、ヤシの木など、さまざまな種類の木がありますが、一本の木にお花やさまざまな実をつけた【聖樹】を描いたものがあります。
これは神話の世界に登場する聖樹【サエーナ】に由来し、すべての植物の母とされるこの木には、あらゆる薬草の種が実り、万病を癒してくれるという言い伝えがあります。永遠の生命を司り、樹に宿る精霊が健康・長寿の願いを天に届けてくれるといわれています。
ちなみに、亀川のスタッフに好きなギャッベのモチーフを尋ねると、みんな「生命の樹!」といいます(笑)。
亀川の包装紙や紙袋も生命の樹のデザインですし、展示会予約特典のエコバッグも生命の樹!
良い物を長く大切に、という亀川のコンセプトに一番しっくりくるのが、この「生命の樹」なのです。
ギャッベは遊牧民のお母さんたちが家族の幸せを祈って織る絨毯。
大切な人が健康で末永く幸せでいられるようにと願いをこめた、縁起の良いモチーフなのです。
そして今週末からはいよいよ地元福山で新作入荷フェアが開催されます!
ぜひ実物のギャッベの中でさまざまな文様をご自身の目で見てみてくださいね♪
ナラザキ
【日時】
8/19(金)13時~19時
8/20(土)10時~19時
8/21(日)10時~17時
入場無料・予約不要・駐車場無料
【場所】
福山ビッグローズ
(広島県立ふくやま産業交流会館)
広島県福山市御幸町大字上岩成字正戸476-5
亀川で所有しているギャッベは全てオンラインショップに掲載しておりますので、こちらも合わせてご確認ください。
事前来場予約でオリジナルエコバックもプレゼントさせていただきます。
●「こんなに1度に沢山のギャッベを見たのは初めてです。目の保養になりますね」
●「広いスペースに並べてあるので見やすいです。自分のペースでゆっくりと見れるのが良いですね」
●「うわ~。気持ち良い。今持ってるギャッベと全然肌触りが違う。こんなギャッベがあるんですね。やっぱり実物を触らないと分からないですね」
●「出会ってしまいました」
●「創業74年で信頼ある会社なので間違いのないものだと思いました」
●「ギャッベを大事にされている思いが伝わり共感できました」
●「子供が気に入って自然素材なので安心して使えると感じました」
●「手入れがしやすく1年中敷きっぱなしでよいのですね」
●「よそで見たものより触ると全然違いますね。品質が良いのがよくわかる。もっと早くこんな品質があるのを知っておきたかった」
ギャッベとはペルシャ語で『毛足の長い絨毯』という意味です。
もともとはイラン南西部のザグロス山脈に住む遊牧民(カシュガイ族)が暑さ寒さをしのぎ快適に暮らすため、テントの下に敷く生活道具でした。
砂利や土の上に敷くため、お尻が痛くならないよう、毛足(厚み)が長く作られています。
遊牧民の女性が植物・風景など自然をモチーフにして感性で織り上げる、全て1点モノの世界に一つの絨毯です。
近年欧米を中心にデザインの芸術性に注目が集まり始め、また2012年には伝統的な織りの技法がユネスコの無形世界遺産に登録されたことから、日本でも雑誌やTVで紹介され広く普及するようになりました。
100%ウール、100%草木染めの手織り絨毯で、化学染料を一切使用していませんので、アレルギーをお持ちの方やお子様にも安心してお使い頂けます。
そして、素材のウールは吸湿性と保温性に優れているので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
お気に入りの1枚を見つけるのは大変ですよね。
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